株価指数が急反発
[ 792字|社会 (society) ] 有料10月だけで36%の伸び 安定のカギは日本経済
アジア通貨危機の発生とともに暴落していたフィリピンの株価指数(Phisix)が十月に入り急反発を始めた。九月十日には一〇〇〇台にまで下落したPhisixは二十六日、一六〇〇をうかがうまでに回復、一九九六年ごろの投資ブームをほうふつさせる勢いとなった。日本の円高や金融システムに安定化の兆しが出てきたことが主因のようだが、フィリピン経済の比較的高い評価のためとの見方も出ている。
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アジア通貨危機の発生とともに暴落していたフィリピンの株価指数(Phisix)が十月に入り急反発を始めた。九月十日には一〇〇〇台にまで下落したPhisixは二十六日、一六〇〇をうかがうまでに回復、一九九六年ごろの投資ブームをほうふつさせる勢いとなった。日本の円高や金融システムに安定化の兆しが出てきたことが主因のようだが、フィリピン経済の比較的高い評価のためとの見方も出ている。