アロヨ副大統領 閣僚職を辞任
[ 790字|社会 (society) ] 有料「声なき声に応える」国民に大きな波紋も
違法賭博(とばく)の収益金がエストラダ大統領に流れていたとされる問題を受け、グロリア・アロヨ副大統領(53)‖社会福祉開発相兼任‖は十二日、「社会の声なき声に応えるため、副大統領に選出された。国民への責任を負っている以上、現政権の閣僚の座にとどまることはできない」との声明を発表、同相ポストを辞任する意向を明らかにした。大統領は「副大統領は野党(ラカス)所属だから」と述べ、慰留しない方針を示した。