台湾問題は静観、同盟は進化を 大統領が米国務長官と会談
[ 806字|政治 (politics) ] 無料マルコス大統領がブリンケン米国務長官と面会。台湾問題について意見交換し同盟の進化を求めた
ボンボン・マルコス大統領は6日午前、比を訪問中のブリンケン米国務長官とマラカニアン宮殿=首都圏マニラ市=で会談を行った。大統領は中国による大規模演習など「対抗措置」を引き起こしているペロシ米下院議長の台湾訪問にも言及。「(ペロシ氏の訪台は)緊張を高めたというより、長年の緊張を顕在化させただけだと思っている。われわれはもう慣れているし、この問題は脇に置きたい」とし、静観する構えを示した。