マニラ湾「遊泳可能目指す」 年内目標に本格浄化実施
[ 1039字|社会 (society) ] 無料シマツ環境天然資源長官がマニラ湾浄化事業の本格実施を表明。年内の遊泳可能目指す
シマツ環境天然資源長官は11日、声明を発表し、1月下旬からマニラ湾の水質改善事業を本格的に実施し、下水処理施設の設置義務を徹底させるなどして年内に同湾の海水内の大腸菌数を「水泳ができるレベルまで引き下げる」との決意を示した。ビサヤ地方の観光地ボラカイ島で実施した6カ月間の閉鎖命令に伴う水質改善事業のような「大胆な環境政策」をマニラ湾でも行うとしているが、同湾の汚染状況はボラカイよりはるかに深刻。短期間でどこまで改善できるかは不透明だ。