米報告書、麻薬戦争なお懸念 人権侵害と指摘、比は反論
[ 571字|社会 (society) ] 有料欧州議会に続き米報告書も麻薬戦争の人権侵害に懸念。比政府は人権保護の一環と反発
米国務省は20日に発表した2017年版の「人権報告書」の中で、フィリピンの民主主義は改善しているとしつつ、「16年からの麻薬撲滅政策で急激に増加している超法規的殺人が人権をめぐる最大の懸念だ」とし、前年度の報告書に引き続きドゥテルテ政権の違法薬物撲滅政策による容疑者らの殺害に警鐘を鳴らした。
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米国務省は20日に発表した2017年版の「人権報告書」の中で、フィリピンの民主主義は改善しているとしつつ、「16年からの麻薬撲滅政策で急激に増加している超法規的殺人が人権をめぐる最大の懸念だ」とし、前年度の報告書に引き続きドゥテルテ政権の違法薬物撲滅政策による容疑者らの殺害に警鐘を鳴らした。