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　下院議会は６日から休会入りし、政府と反政府武装勢力モロ・イスラム解放戦線（ＭＩＬＦ）との間で結ばれた包括的和平合意（14年３月）に基づく新自治政府創設を柱とするバンサモロ基本法案の審議も打ち切られ、同法案の可決が見送られた。国民から比較的高い支持率を維持してきたアキノ政権下で和平合意の実現に必要となる同法案の成立が見送られたことで、今後のミンダナオ地方における和平の実現や治安維持などに対する懸念が強まっている。