バタアン原発
[ 1234字|社会 (society) ] 有料電力事情悪化受け稼働案が再浮上。電力公社総裁「10億ドル、4年で再整備可」
2011年3月の東京電力福島第1原発事故を受け、一時棚上げ状態となったバタアン原発(稼働凍結中、ルソン地方サンバレス州)の稼働案が再浮上している。ルソン地方の電力事情が深刻化しているためで、同原発を管理する国家電力公社のサンタリタ総裁は9月中旬の下院聴聞会で、「再整備に必要な10億ドルの資金があれば、4年後には発電が可能になる」と説明、約30年前の完成以来、一度も稼働していない同原発の活用を訴えた。