エドサ渋滞対策
［ 1296字｜社会 (society) ］ 有料警官配置は目先変える一時しのぎ。容量超える通行量など根本的問題は解決されず
渋滞が深刻化する首都圏の大動脈エドサ通り（全長24キロ）の沿道６カ所に、７日から警官96人が配置される。拳銃を携帯した「こわもて警官」が、交通の流れを妨げる無謀運転など道交法違反に目を光らせ、渋滞を緩和させるという。しかし、道路の交通容量をはるかに超える通行車両台数、登録車両数増に追いつかない道路整備という根本的問題は置き去りのまま。プレートナンバー末尾規制など渋滞緩和策の効果も、交通量増によって打ち消される八方ふさがりの状況下、武装警官配置は、目先を変えるだけの一時しのぎとなりそうだ。
