台風ヨランダ(30号)
[ 1423字|気象 災害 (nature)|ビサヤ地方台風災害 ] 無料国際協力機構、被災地の建物被害調査で比政府に「現場の設計順守が鍵」と提言
国際協力機構(JICA)は16日までに、昨年11月末から今年1月にかけて、台風ヨランダ(30号)とボホール地震の被災地で行った専門家による「建物被害調査」の報告書を公表した。主な損壊原因としては、施工業者が図面の補足書や工事仕様書を理解していないことによる「ずさんな工事」を指摘。現場大工の設計順守の徹底が災害に強い建物造りのカギになるとし、「分かりやすい建設マニュアル」作りなどでフィリピン政府に提言・協力を行う。