弾劾裁判42日目
[ 1132字|政治 (politics) ] 有料最高裁長官の現有預金は総額1億8千万ペソ。「資産報告の義務なし」と主張
コロナ最高裁長官は審理42日目の25日、被告人質問の中で、ドル建て預金240万ドル(約1億ペソ)とペソ建て預金約8千万ペソを現有していることを認めた。同長官提出の資産・負債・純資産報告(SALN)によると、2010年末時点の「現金・投資」は総額350万ペソ。計1億8千万ペソに上るドル、ペソ預金は記載されていないが、同長官は外貨建て預金の情報秘匿に関する共和国法などを根拠に「報告義務はなかった」と主張し、起訴状に当たる弾劾訴追条項第2項「資産報告の非公表と資産隠し」には当たらないことを強調した。