比航空乗務員訴訟
[ 910字|社会 (society) ] 有料フィリピン航空敗訴の最高裁判決取り消し決定で波紋。労組側の反発も必至
フィリピン航空(PAL)の乗務員約1400人が「不当解雇」を理由に復職などを求めた集団訴訟で、最高裁大法廷によるPAL側敗訴の判決取り消しを受け、原告側の元乗務員約50人は11日、首都圏マニラ市の最高裁前で抗議集会を開き、取り消しの不当性を訴えた。上院議員の間からも批判が相次ぐなど、波紋を広げている。一方、最高裁は取り消し決定を正当化するなど対応に追われた。