PAL廃業問題 大統領と組合代表が会談
[ 625字|社会 (society) ] 有料労雇省「組合員調査」結果次第で存続も
労使交渉の決裂に伴うフィリピン航空(ルシオ・タン会長、PAL)の自主廃業問題で、エストラダ大統領は二十一日、PAL最大労組、フィリピン航空従業員組合(PALEA、組合員約七千人)幹部と会談した。席上、組合側は労働雇用省が同日から始めた「組合員調査」の結果次第では、経営側が提示している「和解案」を骨子とする調停案を受け入れる意向を示したという。組合が同案を受け入れた場合、二十四日午前零時に予定されている自主廃業は回避される見通し。