死刑問題
[ 610字|政治 (politics) ] 有料国選弁護人事務局が30日に刑執行予定の死刑囚2人の再審を最高裁に申し立て
国選弁護人事務局は十五日、冤罪(えんざい)の可能性が高いとして、三十日に刑執行予定の死刑囚二人の再審を最高裁に申し立てた。これを受け、大統領府は十六日、「最高裁が再審を決定し、刑の執行が停止されればそれに従う」と発言。次期大統領選をにらんで、犯罪に「弱腰」とも「無慈悲」とも見られたくないアロヨ大統領は、最高裁の再審決定を待ち望んでいるとの見方もある。
1992年にマニラで創刊した「日刊まにら新聞」のウェブサイトです。フィリピン発のニュースを毎日配信しています。
国選弁護人事務局は十五日、冤罪(えんざい)の可能性が高いとして、三十日に刑執行予定の死刑囚二人の再審を最高裁に申し立てた。これを受け、大統領府は十六日、「最高裁が再審を決定し、刑の執行が停止されればそれに従う」と発言。次期大統領選をにらんで、犯罪に「弱腰」とも「無慈悲」とも見られたくないアロヨ大統領は、最高裁の再審決定を待ち望んでいるとの見方もある。