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　日比自由貿易協定（ＦＴＡ）を軸とする経済連携協定（ＥＰＡ）締結に向けた第四回会合が六日から東京・外務省で始まる。交渉分野の一つ、「人の移動」では、日本側の労働者受け入れ業種を看護師と介護師に絞った話し合いが行われる見通しだ。交渉進展で看護師の日本就労が次第に現実味を帯びる中、フィリピン国内では熟練看護師の海外流出による人材の「空洞化」が深刻化しつつある。比国内の看護事情について、比看護師協会（本部・マニラ市マラテ）のルス・パディリヤ会長(49)に聞いた。