「訴因に不備あり」
[ 1133字|政治 (politics) ] 有料公特裁 検察側証拠の採用拒否 公訴棄却の可能性も
エストラダ前大統領(64)が略奪など四つの罪に問われている不正蓄財裁判で、偽証罪の初公判が二十九日、ケソン市の公務員特別裁判所第一部(フランシス・ガルチトレーナ裁判長)であった。同裁判長は訴因に不備があるとして、検察側が提出した書類の証拠採用を拒否する決定を下した。検察側は十五日以内に決定再考を申し立てることができる。しかし、起訴自体の有効性を否定する判断が下されたことで、このまま公訴が棄却される可能性もある。