ごみ処理
[ 1084字|政治 (politics) ] 有料焼却炉建設を盛り込んだ政府と業者間の首都圏ごみ処理契約で大統領反対
政府とごみ処理業者の間で一九九七年に結ばれた、総額三億五千万ドルに上る首都圏のごみ処理契約の履行をめぐって紛糾が続いている。同契約について最高裁はこのほど、「法的に有効」との判決を下した。しかし、現行法で禁じられている焼却炉建設が盛り込まれた同契約をアロヨ大統領は承認しない意向を表明、契約は宙に浮いた形になった。業者は「焼却」から「埋め立て」への方針変更で解決への糸口を探っており、五年ごしの契約の行方が注目される。