パラワン島誘拐事件 アブサヤフが犯行声明
[ 1114字|社会 (society) ] 有料解放条件など明かさず 大統領、武力作戦を継続
パラワン島沖合の高級リゾート地から米国人三人を含む宿泊者ら二十人が武装集団にら致された事件で、イスラム過激派、アブサヤフのスポークスマンは二十八日、衛星電話を使い、地元ラジオ局を通じて犯行声明を出した。人質は十人ずつの二グループに分けられ、アブサヤフの拠点ミンダナオ地方南西部のバシラン、スルー両州で拘束しているという。米国人ら人質二人の肉声も伝えられたが、解放条件などは明らかにせず、事件の長期化が懸念される。