絶滅危ぐ種のウミガメ 比での生息数8割減 乱獲などが要因
[ 874字|社会 (society) ] 有料保護管理の枠組みを パサイ市で国際会議
二十三カ国の政府、民間団体の専門家が参加し、二十日からパサイ市内のホテルで開催中のウミガメ保護の国際会議(環境天然資源省、国連など共催)で、絶滅危ぐ種に指定されているアオウミガメの生息数がフィリピンで過去五十年間に約八割近くも激減していることが報告された。乱獲などが要因で産卵数の調査から判明したという。フィリピン政府は、捕獲禁止などの対策に乗り出しているが、絶滅阻止には国際的な保護の枠組み作りが急がれている。