日本は減少、韓国 急増テロに意識の温度差
[ 684字|社会 (society) ] 有料中部ビサヤ地方 九月の外国人観光客
観光省はこのほど、今年九月にセブ州を中心にした中部ビサヤ地方を訪れた外国人観光客の実態を発表した。それによると、米中枢同時テロ後、日本の外務省が危険情報をフィリピン全土に出した影響で、日本人は前年同月に比べ約一八%も減少したが、逆に韓国人は約一三五%、台湾人も約八〇%増えた。テロの受け止め方に国・地域でかなりの温度差があるようで、日本人客の減少は、政府の勧告に「極めて従順」な国民気質の表れかもしれない。