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[ 227字|2001.11.9|社会 (society)|econoTREND ]
□国有地売却で赤字埋め合わせ
財政赤字の目標達成が危ぶまれる中、カマチョ財務長官は、首都圏ロハス通り沿いの国有地(実勢価格150億ペソ)を年内に娯楽ゲーム公社に売却、歳入不足分の補てんに充てることを明らかにした。国有地はマニラ湾沿いの埋め立て地でフィリピン公有地公団が管理している。実際の売却額は120—130億ペソになる見込み。購入資金を確保するため、同公社は11月中旬にも公社債を発行する。同財務長官は「(売却は)財政赤字を目標内(1,450億ペソ)に抑えるため」と説明している。