「エドサ・スト」で流血
[ 928字|社会 (society) ] 有料基地跡地進出日系企業 組合員ら4人けが パンパンガ州
十三日午前七時ごろ、パンパンガ州の米空軍基地跡地に進出している日系タイヤメーカー「ヨコハマタイヤ・フィリピン」(関矢敬一社長、従業員四百十九人)で、ストライキ入りを宣言した労働組合員と警備員らがもみ合いになり、少なくとも組合員ら四人が頭などにけがを負った。日系企業の労働争議でけが人が出るのは極めて異例。同社は「組合員は(前政権の退陣を訴える)エドサ集会に参加するため、無断欠勤を重ねた。ストライキは違法で、参加組合員は既に解雇している」と話している。