マリガヤハウス開設1年
[ 952字|社会 (society) ] 有料日比混血児の養育費請求 解決8%、打ち切り17%も ネックは人、資金不足
日本人の父親に養育費の支払いなどを求めている日比混血児を支援している市民グループ「日比混血児を支えるネットワーク」(松井やより代表、東京都千代田区)のマニラ支部「マリガヤハウス」が、ケソン市に開設されて十七日で一年が経過した。これまで計二百六十六件の相談が持ち込まれたが、父親からの養育費送金が実現したのは二十一件(八%)だけ。わずかな情報を手がかりにした父親探しなど手間のかかる作業を抱え、人手や資金不足が活動のネックになっているようだ。