ポークバレル撤廃へ
[ 752字|社会 (society) ] 有料99年度予算審議 大統領、公約目指す
政府原案で五千七百九十五億ペソに上る一九九九年度の予算審議が二十四日、下院議会で始まった。初の予算編成に取り組む新政権は、貧困・経済対策に重点を置き、エストラダ大統領の公約通り「政治腐敗の温床」とされていた国会議員への交付金「ポークバレル」は原案に盛り込まれなかった。このため審議難航は必至の情勢だが、公約実現に向け大統領の議会運営が注目される。
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政府原案で五千七百九十五億ペソに上る一九九九年度の予算審議が二十四日、下院議会で始まった。初の予算編成に取り組む新政権は、貧困・経済対策に重点を置き、エストラダ大統領の公約通り「政治腐敗の温床」とされていた国会議員への交付金「ポークバレル」は原案に盛り込まれなかった。このため審議難航は必至の情勢だが、公約実現に向け大統領の議会運営が注目される。