重文の郵便局本部で火災 郵送システム全体に甚大な影響
[ 635字|社会 (society) ] 無料重要文化財に指定されているマニラ市の郵便局本部で火災発生。建物の内部すべて焼ける
国の重要文化財に指定される郵便局本部=首都圏マニラ市=で21日深夜から翌22日にかけ火災が発生した。フィリピン郵政公社のルイス・カルロス総裁は「地下から5階まで全ての階に火の手が回った。建物自体は形を保っているが、内部は各フロアの天井も含め焼け崩れている」と発表。消防局は火災による損失額を約3億ペソと推計しており、郵便システム全体に甚大な影響が出ることが懸念されている。また、市民2人、消防士9人が負傷した。