ニノイ・アキノ・デー政府機関無言 上院も今年は発信なし
[ 1291字|社会 (society) ] 無料21日の二ノイ・アキノ・デーで政府機関はほとんど無言を貫いたほか、国家警察の一部部署は「英雄ではなく、ゲリラだった」と投稿。英雄たちの記念碑資料館ではアキノ氏を追悼する集会が開かれた
今月21日は、39年前のマルコス元大統領政権下に、マルコス氏の最大の政敵だったニノイ・アキノ元上院議員が亡命先の米国からマニラ国際空港に戻った直後に、国軍兵士らに身柄を拘束され飛行機のタラップを降りる途中で何者かに射殺され世界に衝撃を与えた暗殺事件を記念する国の祝日「ニノイ・アキノ記念日」だった。しかし、ボンボン・マルコス大統領が就任した直後の政府機関は少なくとも同日正午まではいずれも無言を貫いたほか、国家警察の部署の中には「アキノ氏は英雄ではない」「NPAのゲリラだった」との投稿も行われた。21日の英字紙スター電子版が報じた。