「比への主権侵害止めよ」 対中国 南シナ海問題で米国務省
[ 831字|政治 (politics) ] 無料米国務省「中国は比のEEZ内であるセカンド・トーマス礁近海で比主権を冒している」
米国務省プライス報道官は17日、南シナ海(比名・西フィリピン海)問題について「比の排他的経済水域内であるセカンド・トーマス礁(比名アユギン礁)近海で中国が比の主権を冒している」とし、中国に自制と国際法の順守を求める声明を出した。その中で同報道官は、フリアンフェリペ礁(英名ウィットサン礁)周辺に中国船舶が集結したことと合わせ「中国は挑発行為をしている」と批判。また、比政府に対しては「懸念を共有している」とし「同海におけるルールに基づいた国際秩序と航海の自由を尊重する点で、米国は同盟国である比を支持する」と明言した。