邦人医師3月から不在に 「医療難民化」の不安広がる
[ 1121字|社会 (society) ] 無料日本人会診療所の日本人医師不在に。邦人社会で医療難民化の不安広がる
マニラ日本人会診療所(マカティ市)のアドバイザーだった菊地宏久医師が2月末に日本へ帰国し、同診療所は日本人医師不在となっている。診療所にはフィリピン人医師が引き続きいるが、診療所が入居するビル側の要請で、健康診断などを除いて一般患者の受け付けは停止している。コロナ禍で首都圏の病院の満床状態が続く中、在比邦人の間では、病気になっても治療を受けられない「医療難民化」への不安が広がっている。