失業率 過去最悪の10.3% 20年、コロナ禍響き厳しい年に
[ 1275字|経済 (economy) ] 無料比統計庁によると昨年の平均失業率は10.3%。過去15年間で最悪
フィリピン統計庁(PSA)が8日発表した2020年労働力・雇用推計(速報)によると、昨年の平均失業率は10・3%で、05年4月に失業者の定義が変更されて以降の15年間で最悪を記録した。失業者は約450万人。就業者数は3940万人で、前年の4240万人から300万人減った。新型コロナウイルスの流行に伴い、企業の閉鎖や事業縮小が相次いだためで、昨年は労働市場にとってきわめて厳しい年となったことが改めて裏付けられた。