幽霊患者事件 今後の進展は 告発者の容疑者2人が証人保護プログラムに
[ 1356字|社会 (society) ] 有料幽霊患者治療費詐取事件で司法省は告発者で容疑者の2人を90日間の証人保護プログラムに置くことを明らかにした
ウェルメド糖尿病研究センター(首都圏ケソン市ノバリチェス)が死んだ患者名義など架空の治療費をフィリピン健康保険公社(フィルヘルス)から詐取していた事件で、司法省は28日までに告発者で国家捜査局(NBI)に逮捕されていた同センター職員2人を、90日間の証人保護プログラム(WPP)に置くことを明らかにした。同センターのオーナーの一人ブライアン・サイ副社長の指示があったのかが当面の捜査の焦点だ。他の医療施設でも架空の治療費を受け取っているケースがあるとされ、捜査が広がりを見せるのかも注目される。