精神医療体制を拡充へ 新法成立、5人に1人が疾患
[ 730字|社会 (society) ] 有料ドゥテルテ大統領の署名により精神医療法が成立。予算や支援制度整備へ
ドゥテルテ大統領は22日までに、上下両院で昨年、可決されていた包括的精神医療法案に署名し、共和国法11036号として成立した。同法により、精神医療制度拡充への予算措置や支援制度の整備が行われる。世界保健機関(WHO)によると、フィリピン人の5人に1人が、うつ病や統合失調症などの精神疾患を抱えているとされ、同法は深刻化する問題に対策を打つものとなる。