マギンダナオ交戦
[ 1080字|社会 (society) ] 有料国家警察特殊部隊の主力318人、交戦発生後も待機継続。国軍は支援砲撃行えず
国家警察特殊部隊の隊員44人と反政府武装勢力18人が死亡したミンダナオ地方マギンダナオ州の交戦で、特殊部隊の主力約320人が交戦発生後も、現場から数キロ離れた幹線道沿いで待機し続けたことが3日、軍・警察への取材で分かった。主力が投入されていれば、国家警察側の被害が軽減されていた可能性が高く、作戦を指揮した幹部らの責任が問われそうだ。また、国軍の増援部隊が到着しながら、現場の正確な位置情報が得られず、後方からの支援砲撃を行えなかったことも新たに分かった。