遺骨収集事業
[ 1741字|政治 (politics) ] 有料先祖の遺骨を盗まれた先住民族代表らが日本大使館を訪れ、被害の影響を訴え
ルソン地方東ミンドロ、イフガオ両州などで続発した人骨盗難事件と厚生労働省の戦没者遺骨収集事業の関連が指摘されている問題で、両州で盗骨被害に遭った先住民族の代表9人が24日、首都圏パサイ市の在比日本大使館を訪れ、応対した加藤元彦公使兼総領事に「先祖の遺骨は、われわれが先住民族であることの証し。盗骨被害により文化と伝統、生活が修復不可能な打撃を受けた。正義を実現する方策はあるのかと聞きたい」とやり場のない憤りをぶつけた。