遺伝子組み換え
[ 780字|経済 (economy) ] 有料国際稲研究所、遺伝子組み換え技術で稲収量を5割高める研究に本格着手へ
稲の品種改良や稲作技術の向上などに取り組む国際稲研究所(IRRI、ラグナ州ロスバニョス市)は十四日、遺伝子組み換え技術により稲の光合成能力を高め、収量を増大させる研究に本格着手すると発表した。実現すれば収量は五割増となり、世界的な食糧不足を緩和する「第二の緑の革命」になると期待される。一方で、遺伝子組み換えによる生態系への影響や安全性への懸念払しょくも課題となりそうだ。