遺体発見事件
[ 1195字|社会 (society) ] 有料邦人遺体発見事件で首都圏警察、硝煙反応出ずも「自殺」として事件処理する可能性高める
首都圏マニラ市エルミタ地区のホテルで日本人男性(57)=名古屋市出身=が銃弾二発を受けた遺体で発見された事件で、首都圏警察マニラ市本部は二十四日までに、発砲した際に手に付着する硝煙が検出されなかったことを明らかにした。しかし、同市本部は、発砲した本人から必ずしも硝煙反応が出るとは限らないと主張。生前、男性が拳銃を所持していたとの証言をより重視して、裏付け物証がないまま事件を自殺で「処理」する可能性が高まっている。