伊人神父保護
[ 1775字|社会 (society) ] 有料北ラナオ州の国道で40日間拉致されていたボッシ神父を警察が発見、保護
ミンダナオ地方サンボアンガシブガイ州パヤオ町で武装集団に拉致されたイタリア人宣教師、ジャンカルロ・ボッシ神父(57)は拉致されてから四十日目の十九日夜、同地方北ラナオ州スルタンナガディマポロ町の国道を歩いているところを無事保護された。けがなどはしておらず、健康状態に問題はない。神父によると、武装集団はイスラム過激派、アブサヤフを名乗っており、同夜になって、突然、解放を言い渡された。この日はイタリアに住む母親の八十七歳の誕生日だったという。また、警察は解放に当たって、身代金の支払いはなかったとしている。