「私はシリアに売られた」
[ 250字|2021.03.25 ]
出入国管理庁職員の不正事件に関する議会上院女性児童委員会のオンライン公聴会で23日、ダイアナと名乗る海外比人女性就労者が爆弾証言をした。ダイアナは2017年、派遣業者に内戦で荒廃したシリアに送られた。直後に妊娠が分かったため、帰国を懇願したが、「あなたに使った金を返せ」と言われ、殴られそうに。結局中絶薬を使ってしまった。フィリピンからの出国時には、業者の女性が入管職員に金を払い、検査なしで出国できたという。入管庁のモレンテ長官は、この証言に「本当に言葉が出なかった」と述べた。(24日・テンポ)