教会関係者が民放の周波数に興味
[ 238字|2020.07.13 ]
民放大手ABS−CBNへの放送免許付与を下院委員会が否決した問題で議論が高まる中、カトリック司教協議会と有力な新興キリスト教団であるイグレシア・ニ・クリストの間で、同社が撤退する可能性のある放送用周波数を狙ってつばぜり合いがはじまっている。関係筋によると、カトリック教会は現在AMラジオ局29、FMラジオ局33を運営しているが、テレビ放送への進出は長年の夢。特に、現在の協議会のトップが大統領と親しいバレス・ダバオ大司教というのも有利に働きそうだという。(12日・アバンテ)