ライバル選手を助けたサーファーが閉会式旗手に
[ 235字|2019.12.11 ]
東南アジア競技大会のサーフィンで大波にのまれた選手を助けた比人選手が閉会式で旗手を務めることになった。6日、ラウニオン州で開かれた予選に出場したロジャー・カソガイ選手(25)は、インドネシア選手のサーフボードと体をつなげるひもが切れたのを見て接近、大波から救出した。勝敗よりも人命を優先した行動が話題となり、インドネシア大統領がツイッターで謝意を示すなど賞賛の声が上がっている。スポーツ委員会長は「比人のスポーツマンシップを具現化している」と語った。(10日・テンポ)