収監者にシラミと発疹の罰
[ 232字|2019.08.15 ]
南カマリネス州ナガ市デルロサリオにある拘置所の収監者約500人のうち40人以上が皮膚病にかかっていることが分かった。原因はトコジラミと発疹で、監房が混み過ぎているせいだと拘置所の看護師は言う。対策として、古いマットレスに殺虫罪をまいたり、シラミの巣になっていた寝具やシーツ、枕カバーを洗濯するほか、発疹の薬の提供を保健省や市立病院に頼んでいる。政府の「麻薬戦争」のため、ここ3年で州内の拘置所の収監者は3倍になっているのが遠因のようだ。(14日・Pジャーナル)