デング熱退治には小魚トゥヨンが効果抜群?
[ 268字|2019.08.11 ]
全国的にデング熱患者が急増している中、ルソン島北部パンガシナン州ダグパン市では今年のこれまでの患者数が107人と昨年同期の175人より大幅に減っている。特にマガルダン、サンファビアン地区などで著しい減少がみられている。パンガシナン州漁業水産資源局は、タグパン市の用水路などにモスキート・フィッシュとも呼ばれる小魚トゥヨンを大量に放流した効果だとみている。同局によると、体長7センチほどのトゥヨンは、デング熱を媒介する蚊の卵を好んで食べまくるという。同州では州内の他の地域でもトゥヨンの川や池への放流を進める予定だ。(10日、アバンテ)