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クラーク国際空港に拠点を持つドイツ系航空機保守・メンテナンスサービス企業のドルニエ・テクノロジーは、米国連邦航空局（ＦＡＡ）からエアバス社のＡ320型機系統の航空機に関する保守・修理・オーバーホール（ＭＲＯ）業者としての認定を受けたことを明らかにした。同社はこれまで、フィリピンの国内航空会社の航空機を中心に保守・メンテナンス事業を行ってきたが、今回ＦＡＡ認定を受けたことで、海外の主要航空会社からの機材の保守・メンテナンスサービスを請け負うことが増えるとみられる。また、ドルニエ・テクノロジーは今回のＦＡＡ認定に基づき、定時整備の中でも「Ｄ整備」と呼ばれる重整備を行うことも可能となる。同社は現在、比人整備士ら200人以上を雇用し、クラーク以外にもマニラ国際空港やダバオ、セブやボホールなどにもライン整備チームを抱えている。（30日・スター）
航空機保守企業 米航空局から認定
2025/10/31
経済
ミャンマー航空機に保守業務を提供したドルニエ・テクノロジー（同社ホームページより）
