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9月8日のまにら新聞から

首都圏MECQに据え置き 局所封鎖も延期とロケ報道官

[ 567字|2021.9.8|社会 (society) ]

ロケ大統領報道官によると、首都圏は8日以降もMECQに据え置き

新型コロナ対策で義務付けられているマスクとフェイスシールドを着用して行き交う人々=7日、首都圏(AFP=時事)

 ロケ大統領報道官は7日夜のフェイスブック投稿で、首都圏の8日以降の防疫区分について、修正防疫強化地域(MECQ)に据え置くと発表した。同時に計画されていた首都圏の局所封鎖も延期される。

 同報道官によると、試験的な実施を予定していた局所封鎖に含まれる4段階の防疫制度の詳細が定まっておらず、15日まで、または制度策定完了まで、現防疫区分が延長される。

 8日以降もレストランにおける店内外での飲食、美容院やネイルスパなどの個人サービスは禁止される。通夜や葬儀は死因が新型コロナ以外の場合は可。ミサなどの宗教行事はオンラインでのみ。

 首都圏の8日以降の防疫区分について、政府発表は二転三転。ロケ報道官は6日、「通常の一般防疫地域(GCQ)」への緩和を発表していた。しかし7日には、首都圏開発庁(MMDA)のアバロス長官が首都圏は通常のGCQではなく「制限強化のGCQ」であると指摘、「防疫が大幅緩和されるかのような誤った印象が流れている」との見解を示していた。

 ロケ報道官は6日、新型感染症省庁間タスクフォース(IATF)が決定した局所封鎖について、「ドゥテルテ大統領もすでに承認している」と発言していた。

 8日から「制限強化のGCQ」が予定されていた北イロコス州でも、今月末までのMECQ継続が発表された。(岡田薫)

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