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1月10日のまにら新聞から

100万人以上の信者ら殺到 昨年よりけが人増える ブラックナザレ巡行

ブラックナザレの像がキアポ教会まで巡行し熱狂的信者が多数参加した

[ 470字|2019.1.10|社会 ]
信者たちはキリスト像にタオルを擦り付けようと必死=午前10時ごろ、首都圏マニラ市エルミタ地区の市庁舎前で岡田薫撮影

 フィリピンのカトリック教会最大の恒例行事の1つである黒いキリスト像「ブラックナザレ」の巡行が9日午前5時、首都圏マニラ市のキリノ・グランドスタンドを出発して始まった。

 国家警察と比赤十字は、午前9時までに少なくとも信者ら103万人が巡行に参加したとしている。

 首都圏警察によると、同日午後6時時点でもなお4万5千人が巡行に加わっている。キリスト像の終着地のビノンド地区にあるキアポ教会では12万人が順次ミサに参加した。

 ブラックナザレの巡行では、キリスト像に触れることで病気が治癒すると言われることから、信者らは人ごみをかき分けて像に近づこうと殺到、毎年けが人が多数出る。

 午後6時現在、比赤十字が各所に設営した医療テントを訪ねた人数は約1049人となり、昨年同時刻より98人増加した。打撲、擦り傷、呼吸困難、失神などの手当てを受けた患者が多かった。赤十字はうち3人を近くの病院へ搬送した。

 首都圏警察は7200人の警官を警備に動員し、テロなどへの警戒に当たった。

 キリスト像のキアポ教会到着は10日未明の見込み。

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