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6月8日のまにら新聞から

プレート発給を正常化せよ バイクのナンバープレート大型化案で

[ 746字|2018.6.8|社会|新聞論調 ]

 ガルバンテ陸運局長はこのほど、下院議会で審議されているオートバイのナンバープレートのサイズを大きくする法案について支持すると答えた。確かに殺し屋が使う交通手段としてはオートバイが最適だ。渋滞を避けて犯行を成し遂げ、逃げ切れるからだ。そこでオートバイのプレートのサイズを大きくし、遠くからでも目につきやすくすることで抑止するということなのだ。上院議会でも同様の法案が可決している。

 しかし、陸運局自体が、納入業者との契約を巡る問題からナンバープレートの発給を過去2年にわたり凍結している。同局は打開策として自身のプレート製造工場を立ち上げており、プレートの自前製造も開始した。しかし、納入業者への支払い命令が会計検査院から出されており、それが解決しないと、プレートの発給が出来ない。同局は自前の工場を通じて今年7月以降からプレートの発給を本格的に再開させる計画だったが、それも難しいという。

 現在、ナンバープレートは600万枚以上も不足している。車販売代理店は苦肉の策として仮想ナンバープレートを独自に発行している。また、多くの利用者は自分で独自のステッカーを作成して貼りつけている始末だ。なかには「プレートが入手不可能、プレートのない共和国より」という面白いのもある。

 国家警察も同様な調達手続きの問題で悩まされている。警察用バイク購入のための寄付金を受け取ったものの公開入札を実施しなければならず早期の配備が出来ないという。そこで国家警察は、一斉検問で問題のないバイクに独自のステッカーを貼り、犯罪用のバイクをあぶり出す方法を検討している。大型プレートナンバーも犯罪取り締まりに役だつ。ただ、ちゃんとプレートが発給されることが必要だが。(6日・スター、マリチュ・ビリャヌエバ)

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