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7月18日のまにら新聞から

摘発でゴーストタウンに

[ 321字|2016.7.18|社会|ビサヤ・ミンダナオ通信 ]

 北コタバト州の町マタラムでは、麻薬摘発に乗り出している警察の過度の取り締まりによって住民が安全な場所を求めて逃げ出し、ゴーストタウン化している。多くがイスラム教徒地区であることから、摘発を理由にしたイスラム弾圧と非難する声もある。

 1週間前、警察は麻薬密売の隠れ家とされる民家を未明に急襲、8人を殺害したが、このうち3人はすでに警察に出頭し、二度と麻薬犯罪に手を染めないこと供述した宣誓書に署名していたという。

 息子を殺された父親は「麻薬常習者ではなかった」と述べ、「虐殺」と非難した。住民たちは巻き添えを恐れて、続々と避難しているという。警察は作戦が合法的に行われ、隠れ家から麻薬を押収したとしている。(12日・インクワイアラー)

社会

中国艇、記者船を追跡 パラワン沖160キロの比EEZ

[ 518字|2021.4.11 ] 無料記事

【南シナ海の比EEZ内で中国艇2隻が、比の記者が乗った船を追跡】 南シナ海にあるフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内で8日、中国の艦船が比大手メディアABS─CBNの取材班を乗せた船の進路を妨害、追跡するという事態が起きた。英字紙スター電子版などが報じた。  ABS─CBNのサンブラノ記者によると、取材班がパラワン島から南沙諸島(スプラトリー諸島)のアユギン礁(英名セカンド・トーマス礁)に向かう途中、中国海警局の艦船が一直線に接近、無線で「何をしている」と聞いてきた。比人船長はパラワン島に引き返すことを決断し、船がパラワン島方面に向かったにもかかわらず、中国海警局の船はその後1時間におよび追跡。海警局船が追跡を止めた後は、別の中国小型艇2隻が現れて再び取材船を追跡した。「小型艇は紅稗型ミサイル艇で、各艇が2発のミサイルを搭載していた」と同記者は報告した。  この事態が起きたのはパラワン島から90カイリ(約165キロ)の排他的経済水域内。比国軍のティンドッグ報道官は9日、サンブラノ記者らの協力を受けて調査を始めると発表した。  2019年9月にもアユギン礁へ向かう輸送船を中国が妨害していることをパネロ大統領報道官(当時)が指摘、中国に対する不快感を示したことがある。(竹下友章)