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南アグサン州で約２００人の違法薬物密売人と常習者が自発的に警察に出頭、宣誓供述書に署名し、今後は薬物密売などに関与しないことを誓った。いずれも逮捕者の対象リストに挙げられていたが、警察は更生の機会を与えるとして逮捕を見送った。

　ドゥテルテ次期政権は違法薬物や麻薬犯罪に対して強硬姿勢を示しており、自発的な出頭は「処刑」などを恐れたためと推測されている。オサリオ警察の主任警部は「２００人は集団で出頭し、本当にびっくりした」と話した。

　警察は違法薬物の取引や使用を根絶するため、引き続き徹底捜査を行うとともに、今回、出頭した密売人らが宣誓した通りに再び犯罪に手を染めないかどうか厳しく監視するとしている。（17日・ブレティン）