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　フランスの航空機製造会社ダッソー・アビエーションによると、フィリピン人ビジネス富裕層によるプライベートジェット機購入が増えており、特に大型新機種の人気が高いという。比人顧客からの注文はコロナ禍で激減したが、その後買い替え需要が増えており、12～16人乗りで価格が5200万ドル前後の機種が人気という。同社によると、東南アジア地域で利用されているプライベートジェット機は約300機で、うち比を拠点にしているのは50～60機。また、プライベートジェット機リース会社ビスタジェットによると、比人によるリース需要も堅実に増えている。１時間当たりのリース代は約１万5000ドルで、目的地で多いのはシンガポール、香港、クアラルンプール、東京、ソウルだという。海外に支社を置く比企業の幹部の利用が多いという。（29日・インクワイアラー）