比セメックス上半期6.6億ペソ損失 純売上も15%減
[ 313字|2023.7.31|経済 (economy)|econoTREND ]
メキシコ・セメント大手の比子会社、セメックス・ホールディングス・フィリピンは今年1~6月期の損益が6億6200万ペソの損失となったことを明らかに
メキシコ・セメント大手の比子会社、セメックス・ホールディングス・フィリピンは今年1~6月期の損益が6億6200万ペソの損失となったことを明らかにした。物価高騰によるコスト上昇とセメント需要が縮小したことが要因。同期におけるセメント販売量が前年同期比17%減と縮小し、連結純売上は91億ペソと同15%減少した。金利支払い前・税支払い前・減価償却前利益(EBITDA)は3億9100万ペソと同82%減まで落ち込んでいる。同社のルイス・フランコ社長兼最高経営責任者は今年下半期にはインフレ高進も落ち着き比政府のインフラ事業投資もさらに進展すると見られることから、セメント販売量が上半期より拡大すると予想している。(29日・スター)