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12月26日のまにら新聞から

21年もペソ高続く 対ドル47.5ペソに上昇も

[ 452字|2020.12.26|経済 ]

 格付け大手の調査機関、フィッチ・ソリューションズは、ペソ高が2021年に入ってからも続き、対ドル・ペソ為替レートが平均1ドル=47・50ペソまで高騰するとの見通しを示した。25日付英字紙スターが報じた。

 フィッチは前回の予想でペソの対ドルレートが20年の平均49・75ペソから、21年には50・10ペソになり、若干のペソ安局面に移るとしていたが、ペソ高がさらに進むと上方修正したかたち。22年には1ドル=50ペソ水準に戻るとしている。

 同社によると、ペソ高は、海外送金の流入拡大や対外債務の少なさなど比の外部ファンダメンタルズの強靭(きょうじん)さに支えられていると評価した。アジア各国通貨における今年の対ドルレートの平均伸び率は3・6%だったのに対し、ペソの対ドル伸び率は5・3%と地域の中でも顕著な高騰ぶりだった。

 中銀はペソ高を利用して外貨保有を強化しており、総外貨準備高も今年に入り前年比11%超増え、10月に1038億ドルを超えるなど、過去最高水準を更新し続けている。(澤田公伸)

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