比シェル損失拡大
[ 270字|2020.11.16|経済 (economy)|econoTREND ]
オランダの石油メジャー比子会社、ピリピナス・シェル・ペトロレアムは1〜9月期の決算が139億ペソの損失になったと明らかにした。同社は、コロナの影響を受けてバタンガス州タバンガオにあった石油精製施設を8月に閉鎖し、石油製品の輸入基地に転換すると発表。同施設の閉鎖および輸入基地への移転事業に関する費用を計上したことから損失額が拡大した。しかし第3四半期(7〜9月)の保有現金は25億ペソに上昇し、昨年末の20億ペソを超えている。同社はタバンガオの石油製品輸入基地転換事業に対し今後数年間で10億ペソを支出する計画。(13日・マニラタイムズ)